「鳶職は危険な仕事」というイメージを持っている方は多いと思います。実際、地上数メートルから数十メートルの高さで作業することもあり、危険と隣り合わせの仕事であることは間違いありません。そのため、建設現場では安全対策が徹底されており、昔と比べても作業環境は大きく改善されています。

 現場では、安全ミーティングや危険予知活動を行い、当日の作業内容や注意点を全員で確認します。また、フルハーネスの着用はもちろんのこと、足場の点検や工具の落下防止対策なども欠かせません。

 現場で働いていく中での「慣れ」が一番危険でもあります。経験を積むごとに自信がつきますが、その一方で基本をぞんざいにしてしまうと事故につながる可能性があります。そのため、職人さんは初心を忘れず、一つ一つの作業工程を十分に確認しながら進めています。

 高所作業は確かに危険を伴いますが、安全ルールを守って、仲間同士で支えあうことでリスクを減らすことができます。危険だからこそ、安全意識が高く、現場全体で事故を防ぐ取り組みが念入りに行われています。