鳶職は資格がなくても始められる仕事ですが、経験を積みながら資格を取得することで担当することの出来る仕事の幅が広がります。現場で活躍している職人さんの多くが、働きながら資格取得に挑戦しています。

 まず取得しておきたい資格の一つが「玉掛け技能講習」です。クレーンで資材や鉄骨を吊り上げる際に必要な資格で、多くの現場で活躍できます。それに加え、「足場の組立て等作業主任者」は足場工事の責任者として現場を管理するために必要不可欠な資格です。

 そのほかにも、「小型移動式クレーン運転技能講習」や「高所作業車運転技能演習」、「職長・安全衛生責任者教育」など多くの資格があります。これらの資格を取得することで、責任のある仕事を任される機会が増えていきます。

 さらに経験年数を積むと、「とび技能士」という国家資格に挑戦することも可能になります。資格は知識や技術の証明になるだけでなく、自信にもつながります。将来的に職長や現場責任者を目指す方にとって、資格取得は大きなスキルになります。